書店のスタンドポップ

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本が書店で売れないといわれる時代に、威力を発揮するのがポップ広告です。日夜発行される大量の本のうち、何冊を客が手に取ってくれるのか、書店の販売員は頭を悩ませています。本の具体的な内容は、実際に読んでみなければわからないため、余程話題になっているものか、筋金入りの読書家が選ぶものでなければ、日の目を見ない状況です。来店者の興味を引くには、具体的なディテールをもってアピールする必要があります。
「○○賞」と冠が付いた本に、書店員の熱い思いを記したポップが掲示されているのを目にしたことはないでしょうか。どういったストーリー展開なのか、その本の面白さのポイントはどこにあるのか。短いコピーやイラストで表現された、書店オリジナルの推薦文です。おもにスタンドタイプで、来店者の目を惹き付けます。

特別な本に特別なアナウンスを

書店にずらりと並ぶ本から、来店者が自分好みの一冊を選び出すのは至難の業です。そこで、見る人にわかりやすいよう、いくつかの方法で書店の本は整理されています。たとえば、作家名をあいうえお順に並べる、外国文学、時代小説、実用書といったジャンル分けを行う、出版社別にコーナーを設けるなどです。しかし、ただ整然と並んでいるだけでは、一つひとつの作品の個性までは伝わりません。
特に伝えたい内容の本があるとき、スタンドポップを使ってアナウンスを行います。○○賞受賞作品、○○で取り上げられたあの本、○○さんイチオシの小説といった、コマーシャル的なスローガンをはじめ、書店独自のおすすめ作品にも、ポップは活用されています。季節感や地域性を出したり、フェアを開催したりと、さまざまな演出が考えられます。

書店ならではのポップを作る

書店に多く見られるのは、手書きのポップです。オリジナリティあふれる手書きポップは、ライティングした人の思いがダイレクトに伝わります。同じ本を扱いながら、他店と違うカラーを打ち出すチャンスです。現在、出版社や書店が主催するコンテストもあり、書店の手書きポップは社会的な現象の一つになっています。
書店ならではの活躍をするのは、スタンドタイプのポップです。スタンドタイプは、カウンターや台の上に置いたり、フロアに直接立てて使うことができます。平積みの本をアピールする場合、印象的なフレーズをコンパクトにまとめて、小型のスタンドタイプを傍に設置します。季節的なキャンペーンやフェアを開催する場合、ユニークな造形のスタンドタイプをエントランス、通路などに置いて告知します。

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